投資としてのFX

FXは、「Foreign eXchange」の意味です。

直訳すれば「外国為替」のことで、日本円と米国ドル、日本円とEUユーロなど、異なる通貨を交換することを指します。
ただ、最近では一般的にFXと言えば、通貨の交換レートの上下に対して投資をする「外国為替証拠金取引」の意味で使われることが多いでしょう。

FXの仕組みについてはこちらの記事を参考にしていただくこととして、今回は投資手段としてのFXについて、私たちAbsolute Infinityの視点から考察してゆくことにします。

FXは「投資」か「投機」か

FXは、一般的には超短期(数秒〜数時間以内)の間の通貨レートの値動きを、上がるか下がるか予想して運用するものです。

25倍までのレバレッジ(資金=証拠金の何倍もの金額の取引を行える仕組み)が効くので、わずか数銭程度の為替の値動きでも利益を上げることが可能です。

自己資金以上の金額の運用ができるという意味では、利ざやも大きく取れる可能性があるので、そういう意味ではとても魅力的な投資手段に思う方も多いと思います。
ただし、超短期的な為替レートの変動は、ほぼ誰にも予測することができないというのが実際のところです。

大きな流れとしては相場が円安方向に動いていたとしても、瞬間的には円高方向に振れる可能性は大いにあり得ます。
数pips(*)の為替変動で利益を確定させるFX取引においては、現在の世界の経済情勢を正しく見極めていたとしても、その知識を活かすチャンスはほぼありません。
 (* pipsとは、FXで取引できる為替レートの値動きの単位のことです。ドル円で言えば「1銭」にあたります。)

ニュース番組などで現在の為替を読み上げている場面などをご覧になったことがあるかと思いますが、アナウンサーの方が数字を読み上げている瞬間に値が動くのを見たことがあるでしょう。
そうした瞬間的な値動きに反応して売買の方向を決めなければならないのがFX取引です。

投資と投機の線引は、専門家によっても境界線が曖昧です。
(投資と投機については別の機会に記事にしたいと思います。)
ただ、ローリスクで資産を着実に増やしていくことが「投資」の基本であり、ギャンブル性の高いハイリスク・ハイリターンの手法が「投機」であるという認識が一般的であるということは言えると思います。

ではFXはどうかというと...これは明らかに「投機」であると考えるべきでしょう。
瞬間的な値動きに対応する反射神経と、経験によって感じ取る勘に頼るところが大きいので、これほどギャンブル的な投資(投機)手段は無いと言えます。

もちろんFXで大きな財産を築いた人もいないわけではありませんが、そうした方は上述した反射神経と勘が優れていたと考えるべきです。
FXは基本的には投資とは言えないという点は、しっかりと認識しておいたほうが良いでしょう。

FXで勝つための基本的な考え方

FXはギャンブル的だと書きましたが、たとえギャンブルだとしても、基本的な方針がなければ丸腰で戦いに行くようなものです。

FXに必勝法は無いというのがAbsolute Infinityの考え方ですが、それでも勝つチャンスを増やす(負ける可能性を減らす)方法はあるでしょう。

1. 短期のチャートの値動きをしっかりと追う

前項で、世界の経済情勢とFX取引には直接的な因果関係が無いと書きました。
超短期の値動きを追わなければならないFXには、大きな流れとしての為替変動は関係が無いからです。

ただ、逆を言えば、分単位の値動きの傾向はFX取引には大いに関係があるということでもあります。
実際にFX口座を持てば見ることのできる、短期(1分単位、5分単位など)のチャートの値動きが、今後数分間の為替の上下を判断するためには必要不可欠なものです。

大きく(と言っても10銭、20銭程度ですが)円高に振れているのであれば、円高方向に順張り(流れに乗った取引)するのが基本です。
そのような確認と売買を繰り返して数pipsの利益を確実に積み上げるのが、FX取引の基本的なスタンスとなります。

2. 損切のタイミングを間違えない

チャートの潮目を読んでいても、相場が逆に動いてしまうことはザラにあります。

FXで失敗して財産を失ってしまう人のほとんどは、このような場合に正しく損切ができていません。
自分の読みが外れたら、「もしかしたらまだ良い方向に動くかもしれない」などとは決して考えず、すぐに最小限のダメージで損失を確定させてしまうべきなのです。

ベテランの(うまく行っている)トレーダーの方々は、こうした場面での迷いがありません。
FXにおいては、小さな利益を積み重ねることと、損失を最小限に食い止めることを常に意識しておきましょう。

3. 要人の発言にアンテナを張る

再三申し上げているとおり、世界情勢の趨勢はFX取引においては関係がありません。
しかし他方で、世界の動きと為替相場はリンクしているのも事実です。

たとえばFRB(連邦準備制度理事会=アメリカの中央銀行)の議長の「ちょっとした」発言で、相場が大きく動くなどといったことがよく起こります。
取引を行っている間は、こうしたニュースにも常に気をつけている必要があります。

FX投資はアリかナシか

今回はFXが投資手段として有効かどうか、どんな点に気をつけるべきかを中心にお話してきました。

Absolute Infinityとしての結論を言ってしまえば、「やめておくことを強くオススメします」ということになります。
というのも、FXはそもそもギャンブル的要素の強い仕組みを持っており、また、常に相場に齧りついて状況判断をしなければいけないという精神的なプレッシャーも相当なものだからです。

堅実な投資を推奨しているAbsolute Infinityとしては、クライアント様に対してそのような思いを強いてまでオススメすることはあり得ません。

そもそもギャンブルが好き、という方には良いかもしれません。
競馬や競輪・パチンコなどで生計を立てようとするよりははるかに可能性はあります。
しかし、基本的には人生を運任せにするのは賢いこととは言えないと思います。

投資商品にはさまざまなものがあり、そのリスク・リターンもまちまちです。
金融に関する知識の海は、広く深いものです。
その海を航海するための水先案内人として、PB(プライベート・バンキング)コーディネーターやFP(ファイナンシャル・プランナー)がいます。

Absolute Infinityは、PBコーディネーターのトップランナーとして、必ずクライアント様にご満足いただける投資方法のご提案をさせていただけると自負しております。
ぜひお気軽にご相談ください。