投資信託とは

投資と言っても企業に投資する株や土地に投資する不動産、通貨に投資するFX、現在では暗号資産も投資の1つとして数えられるかもしれませんね。
今日は投資の中の1つ、投資信託についてお話ししていきます。

投資信託とは呼んで字の如く、投資を信じて託す仕組みになっています。
基本構造を一緒に確認していきましょう。

投資信託の基本構造

投資信託は時の通り、投資を信じて投資のプロであるファンドマネージャーに託すことで運用益を収益として得る仕組みとなっています。
ファンドマネージャーは多くの人々からお金を集めて、膨大な資金を使って運用を行います。
投資家は証券会社等の販売会社へ資金を入金し、証券会社は受託会社の中に入っている運用会社へと入金します。

運用会社にはファンドマネージャーがおり、この方々が国内外の債権市場等で運用を行ってくれます。
ここでは、プロが運用してくれるということだけ覚えておきましょう。

投資信託の利益は2つ 

譲渡益

投資信託を安く買って、高く売った時の差額の利益のこと

分配益

資産運用の実績に基づき保有している間に定期的に分配されるお金のこと

投資信託のメリットは4つ

少額から出来る

例えば投資仲間である株を例に見てみましょう。
5月15日15時ではソフトバンクグループの株価は4570円前後を推移しています。
では5000円あれば購入できるかというとそうではありません。

株には単元といって最低何株から購入できるのかという、セットが組まれています。
ソフトバンクグループの株の単元は100株なので100株で1セットです。
つまり4570×100=46万が最低購入価格になるわけです。

それに比べて投資信託は多くの方々から資金を集めて投資してくれるため、1人1人の投資額は少額でも構わないということになります。
販売会社や条件によって申込金の金額は異なりますが、1万円程度有れば投資信託を始めることができます。
ネット証券では100円から始めることができるところもあります。

運用がプロ任せで出来る

株式投資、不動産投資、FXや仮想通貨もですが、投資をするのならその業界について深く研究し吟味する必要があります。
注文をして売買するタイミングも自分次第になるので、人によってはその時間がない方もいるでしょう。

それに比べて投資信託は冒頭でお話ししたように、投資のプロであるファンドマネージャーが投資運用を行ってくれるため、忙しい人や投資初心者の方に向いているかもしれません。

分散投資されるためリスクが回避されやすい

1つの投資商品に投資していると投資した商品に何かあった場合にリスクを回避できなません。

しかし分散投資といって複数の商品に投資をしていれば、一方がマイナスになってももう一方はプラスになる可能性もあるので、リスクを分散できます。

株式投資では多額の資金がなければ、複数の株をすることは出来ないですが、投資信託では集まった資金で様々な商品を購入してくれているので、リスクが分散されています。

他国にも投資出来る

個人では投資しづらい国や地域、資産にも投資することができるのも、投資信託のメリットと言えるでしょう。

例えば、外国の株や先物取引を買いたい場合、その国の法律や商品のルールを理解しなければなりません。
またそれらのほとんどは英語で書かれているため、英語力も必要です。

国によっては扱っている証券会社が限られている場合もあります。

投資信託のデメリットは3つ

元本保証がない

投資にはさまざまなリスクが存在しています。
会社が経営不振になる信用リスクや金利変動リスク、国境を越えれば為替も関わるため為替変動リスクや金利変動リスクもあります。

投資のプロであるファンドマネージャーなら上記リスクは承知のことですが、プロでも投資に失敗することはあります。

その結果お客様から預かった資金よりも、返済額が少なくなってしまうこともあるのです。
いわゆる元本割れのリスクが、投資信託であっても当然あるわけです。

手数料がかかる

投資信託を購入すると2つの手数料がかかります。
1つ目は販売手数料です。

銀行や証券会社などの投資信託を販売している会社に投資信託を購入する際に支払うものです。
(販売手数料にはノーロードと言って手数料がかからないものもあります。)

2つ目は信託報酬です。

信託報酬とは投資信託を保有している間にかかる維持手数料です。
運用会社、販売会社、受託会社がそれぞれ受け取ります。

信託報酬は投資信託によって異なりますが、年利0.1〜3%に設定されていることがほとんどです。

投資信託には指標と同じ動きを目指す、守りの投資方針であるインデックス型と指標以上の成績を目指すアクティブ型があります
リターンを大きく目指すアクティブ型ではインデックス型よりも、信託報酬が高めになる傾向にあります。

短期投資は向かない

投資信託は分散投資が基本となっており、複数の金融商品が組み合わさっているので大きく値段が変わりません。
短期間での値上がりを狙っている人にとっては不向きな投資法と言えます。

あくまでリスクを抑えめにして、比較的堅実なリターンを目指すのが投資信託の本質だからです。

まとめ

投資をプロに任せる投資信託の基本構造についてお話ししてきました。

投資信託は株や不動産投資と違い初期投資額が小さいことが魅力に感じたかもしれません。
小さい金額からコツコツと、長期目線で取り組むことは資産形成の基本です。

そう言った点では値動きが大きくなく、売買も頻繁に行う必要がない投資信託は資産形成の入り口としては悪くないのかもしれません。

しかしよくよく考えてみてください。
仮に100万ほどの資金があり投資信託を購入した場合、もしも年間で5%という高率の利益を出せたとしても、信託報酬で数%が差し引かれ、手元に返済されるお金は5万円増とはなりません。

また、先程の例ではプラスになった例を出しましたが、場合によっては運用益がマイナスになることもあります。
せっかく長い期間任せたのに、これでは元も子もないですね。

また、資金が仮に1000万以上の大口として参入出来るのなら、資金力をもとにご自身で分散投資をすることが出来るかもしれません。
少額だと分散させられないため投資信託を購入してデメリットを打ち消そうとしたのに対して、大口だとそのメリットは小さく見えます。

それに、信託報酬は運用益の中から数%の計算なので、同じ0.1〜3%でも引かれる金額に直したら大きく見えるものです。
たかが数%されど数%...ましてマイナスの運用成績報告を受けたら、たかが数%、などとも思えないものです。

投資信託の着実性は疑わしいものであるという点を、読者の皆さまにはご理解いただければと思います。

最後になりますが、ご自身にとっての大金を動かす前に、ぜひ投資知識の豊富なAbsolute Infinityにご相談いただければと思います。
コラムでは取り上げていないとっておきの情報もお伝えできます。